自動車免許の一発免許試験とはなにか
自動車免許の取得方法として一発免許試験という言葉を聞いたことはありますか?あまり一般的な用語でもありませんし、実際に制度としても一般的ではありませんが、簡単に言えば各都道府県公安委員会公認の指定教習所に通わずに、直接試験場で学科試験と技能試験を受験して自動車免許を取得することです。
教習所といっても、指定教習所ではない届出教習所と言われる教習所で教習を受けた人も、この一発免許試験に挑まなければなりません。ただし、これは通称のようなものですので、たとえば警視庁のホームページで「一発免許試験」と検索しても出てきません。ちなみに警視庁のホームページでは「直接試験場で受験される方」という表現になっています。各都道府県によって表現が若干違うようですので、必要に応じてご確認ください。
一発免許試験にかかる費用
一発免許試験にかかる費用は単純に言えば、試験場で支払う手数料のみだといえます。仮免許試験受験時の5,950円、本試験受験時の5,500円、免許取得時の取得時講習受講料の13,400円です。ただ、一発免許試験は大変に合格率が低いことで有名です。
特に技能試験は仮免許試験、本試験ともになかなか合格できないと言われています。不合格率が90%とも言われることがあるくらいです。そうなると、再度受験するたびに受験料がかかりますので、最終的に合格するまでには10万円を超えることもあるそうです。また、届出教習所に通った場合には、その費用がかかりますので、さらに10万円以上の費用がかかるでしょう。
一発免許試験はおすすめか?
基本的には新規で自動車免許を取得する際には、一発免許試験はお勧めできません。学科試験だけであればテキストを読んで独学することも可能でしょうが、実際の車の運転の仕方を独学で勉強するのはなかなか難しいものがあります。特に、仮免許試験時に試験場内で技能試験を受けますが、その練習ができるほどの広さのある私有地を持っている人はほとんどいないでしょう。
かといって、免許を持っていないのに公道で練習をするわけにもいきません。そうなると、安全にしかも確実に運転技能をどこで訓練すればいいのでしょうか?届出教習所で訓練をして、一発免許試験に挑むことももちろん可能ですが、それでも技能試験の合格率は低いと言われています。
費用を抑えるだけの理由で一発免許試験に闇雲に挑んでも、合格率は恐ろしく低いことをよく覚えておいてください。ただし、以前に免許を取得していたことがあって、何らかの理由で失効し、再度取得を目指すのであれば一発免許試験も有効でしょう。それでも合格率は低いと言われますから、運転の基本をしっかりと思い返すことが必要です。
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